マラソン
2005年 07月 10日
また旦那と映画を見に行きました、
今回は韓国映画「マラソン」です。
私の大好きな韓国俳優、チョ・スンウが主役、ということで
ぜひ見に行きたい!と思っていたのですが、私が「ラブ・ストーリー」
で見た渋いチョ・スンウとは全く違う人のようでした。
彼が演じたのは、マラソンの大会記録を目指す
自閉症の青年。彼の母親の心の葛藤も織り交ぜながら、
本当に彼がマラソンが好きなのか、大会に参加するべき
なのかをテーマに話は進んでいきます。
この映画は、実話に基づいているそうで、チョ・スンウの
鬼気迫る演技はぜひ一度見てほしいと思います、
又、自分の子供が障害を持って産まれてくると、
もっともっとかわいくなるという話は聞いたことがありましたが、
子供の世話を一生懸命しているようでいて、自分が子供に
依存してしまっている母親の痛々しい姿が心に残りました。
今は子供がお腹の中にいるうちから、障害を持って産まれて
くる可能性を測定することが出来るそうなので、実際にその結果を
知って、子供をおろす母親もいると聞きますが、
本当に障害を持った子供が産まれて
くることが母親にとって不幸なことなのか、、、この映画は
女性にとって、母親になることについて考えさせてくれると思います。